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前回のブログでそっと触れた
『怠けてなければ、何してたんだ?』
今日はその続きです☆
実は、中畦店に設置している
“自動織機”の経糸を繋ぎかえていました^^
『何それ?』
と、お思いのみなさん。
ジーンズの生地(デニム)を織るのには
もちろん経糸と緯糸があるのですが
この経糸は織り進めると無くなり、
完全に無くなってしまう前に
次の糸と結び繋げる作業があるのです。
この作業については、また改めて^^!
そして経糸、
2112本を手作業で一本一本繋いでいく作業なのですが、
ずっと繋いで3分の1結んだくらいにフッと思ったことを
未だに考えています。
2112本、この経糸を自分の人生に置き換えてみました。
それは、私が母のお腹の中に存在したころから
私の人生、2112本の経糸を
少しずつ母が結んでくれていて
私が生まれた時から、
また少しずつ自分が結んでいく、という物語。
もちろん結び方が一定じゃないと
緩んだり引っ張りすぎてたり、
これを“糸のテンション”と呼ぶのですが
バラバラだと織れないわけです。
あちらこちら適当に結んでもキズになる、
言わば織ることよりも慎重な作業です。
いくら地味な作業でも、実は一番重要な基礎になるわけです。
もちろん全ての糸を上手に結ぶことは出来ない、
半分結び終えて思うのです。
限界も答えもない。
だから楽しめる。
だからいつまでも学べる、
どっぷり浸かってます、私。
経糸を結び終えて、次は緯糸(よこ糸)を打ち込む。
何を緯糸として選ぶかで、また楽しめる。
もちろん緯糸を飛ばすシャットルが
経糸を切ることも
自分が選んだ緯糸が
想像と違ったりすることも多々あります。
そこでまた勉強するんですよ。
あー、もっとこうすれば良かった‥と。
でも一度結んだ経糸が切れることはあっても
終わってしまうことはないんです。
こうやって
経糸を繋ぎ、緯糸を飛ばし、
テンションを整えながら織機の調節を行う。
調節だってマニュアルも答えもない、
ただ自分の経験とある限りの知恵を使って
ひたすら満足のいく生地を織る。
1センチ、1メートルの生地に
どれほどの自信を織り込めるかが
私の勝負なのです。
経糸があって緯糸を打つ、
たったこれだけの作業でも
感じ取れることが沢山あります。
同じ生地は二度と織れない、
一瞬に緊張が高まり本気で行う。
一度織り込んだ糸を
誤魔化すことも偽ることも出来ない、
この生地が、私自身なのです。
織り、とは
あたしが自分自身に挑戦していることのようなスピリット。
経糸、という人生に
緯糸、という経験を
すべて希望と努力です。
完璧、が存在しない。
織りの魅力だと思っています。
今、みなさんのお手元にあるジーンズ、
その生地、
誰が織った生地ですか?
何処で織った生地ですか?
素材を理解して付き合うことは難しい、
だからこそ
素材からこだわってみてください。
織り手を覗いてみてください。
そこには沢山の職人の
熱いスピリットがあると思います。